他人からも見られることが多い髪や爪は、女性なら特に、いつもきれいにしておきたいものです。しかし、極端なダイエットや偏食などを続けていると、どちらもタンパク質でできていますから、髪や爪に直接影響が出てきます。髪や爪が伸びてくるのが遅くなったり、自然に色が変わってくるようであれば、栄養不足の状態かもしれません。
タンパク質、ミネラルをしっかり摂る
タンパク質が不足すると、髪が伸びるのが遅くなったり、切れ毛ができたり、抜け毛の原因にもなります。また、爪の表面に白い横線のようなものが出てくることがあります。
タンパク質が体内で合成されて髪や爪になるためには、亜鉛やビタミンCといった栄養素が必要になるのですが、爪に白い斑点ができた時には亜鉛が不足している可能性があります。ダイエットをすることで、髪や爪の美しさに欠かせないマンガン、ヨード、銅などの微量ミネラルの不足を招きます。亜鉛や銅を多く含む食品には、牡蠣(かき)、牛の赤身やレバーなどがありますが、亜鉛不足の症状にサプリメントで補給するなら、亜鉛を含むマルチミネラルを摂取するとよいです。
ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保つ栄養素ですが、髪や爪の健康を保つためにも重要で、不足した場合、乾燥してしまったり、ツヤがなくなったります。また、ビタミンB群が不足すると、新陳代謝に異常をきたし、フケの原因となったりします。
栄養不足の状態が続くと、髪の毛根そのものが痩せてしまい、必要な栄養を摂り入れることができなくなって、脱毛を引き起こすことになるのです。さらに、ストレスを受けることで血液循環が悪くなり、髪や爪にうまく栄養を運べなくなってトラブルの原因になります。
髪や爪を健やかに美しく保つには、栄養不足にならないようにすることと、できるだけストレスを避ける生活が理想です。
髪や爪を美しく保つために摂りたいのは
- プロテイン1回に10~20g
- ビタミンC500~1000mg
- ビタミンBコンプレックスB1、B2、B6各5~10mg
- マルチミネラルメーカーの指示量